息が詰まりそうな時
1人空港に本を持って時間をつぶしに行きます
ある時は通路側に座って
今から
旅行に行かんという人の姿を見て
それに合わして自分も同じ思いに馳せます
また、ある時は旅行から
帰ってきた人たちの表情を見て
自分も同じ気持ちに思いを馳せます
飛行機に乗った時の
窓から見える
空の綺麗な水色
雲や太陽 海 山
綺麗な景色が自分の
心に中 大きく広がっていく
感覚を想像します
そうしているうちに
自分の父親の生まれ育った
沖縄の景色が鮮明に思い出してきて
町の中に 吹風
町の匂い
人の優しい笑顔が
身体の感覚にまで 蘇ってきます
うまく言葉では表現できませんが
この感覚が変化して
強いつぶやきが出てきます
自分は何ができるのか?
自分の人生
人の役に立つことはできているのか?
そんな思いが心の中に強く
つぶやきとして出てきます
その後に
出てくる言葉は
いくら自分だけいい車に乗っても
いくら自分だけいい建物に住んでも
いくら自分だけいい服を着ても
いくら自分だけ高価で美味しいものを食べても
いくら自分だけ偉くなっても
結局は 1人じゃ 寂しい
孤独な 人生だと 感じて きます
人が心から喜ぶ姿が
ほんとに 私は見たい
人が自分のズルさ
弱さと 真剣に向き合って
それを 乗り越えて行く
姿を 私は 見たい
その中に何時までも
私はいたい
自分も
いつも そう でありたい
その為に
その場所を求め
その場所を作りたい
偽善者と言われるかもしれませんが、
本当に歳が 行くにつれ
その思いが募っていきます
やれるかどうかわかりませんが
やってみます 時には
心が塞ぎ込んで倒れそうなる時
小さな子供たちの
笑顔や
時には 泣きながらも成長していく
姿を見て
私の倒れそうになった心を
また強く立ち上がらしてくれます
私の残りの
人生はそれにかけたいと思っています
とりあえずやりますよ
頑張りますよ
人の評論に振り回されないようやります
勿論 見ため 形も
正しい形に整えることは
とても大事なこと
そこに心がこもらなければ
何の意味もなく
自分の見えない
心を
隠す道具になってしまっては
何の意味も力も ありません
形も中身も ついていくものを
作りたいと思っています
神様
見ていてください
たとえ目に見える形にならなくとも
自分の人生
最後まで この思い
やり通してみせますから