朝ダンスの稽古の帰り道に
お気に入りのパン屋さんに寄って
パンを買った時の話
すでに朝から行列ができていて
私も並んで待っていました
ここのパンを買う時には
レジで店員さんに言ってパンをとってもらう
システムになっていて結構時間がかかります
私の前に並んでいる80代くらいの男性の方も
パンを選んで店員さんにとってもらってました
パンの種類は大小合わせて3種類
一人で食べるなら少し余るくらいの量です
それを2つずつ頼まれていました
なのできっと 今からお家で 奥さんと2人 仲良く
食事されるんだろうなと ぼんやり
後ろから 見ていました
ですが その方
たどたどしい言葉で 店員さんに
頼んだものとは違う 足りない
と言い出し また同じものを
追加で頼んでいます そこで また
時間がかかります そしてまたレジの精算に入ったのですが
何かが違うと言い出し
店員さんも困惑した表情になっていました
さすがに私も その男性に10分近く待たされるのに
イラっと来てしまい それは あかんぞ!と
自分を叱りつけ 反省しながら
その男性の様子を見ていました
どうやらこの男性の方は
認知症のようでした余計に反省し
その方から目が離せなくなりました
色々とお節介なのですが 考えてしまいす
これから この人 1人で家に帰れるんやろうか
奥さん お家で 1人で帰りを心配してるんちゃうやろか
それに 最初にパンを購入しかけた 金額よりも
結構 高くなっています 三 四千円は パンに使ている
それも気になってきました
結局後から来た 私の方がレジの精算が
先に 終わり お店の外に出て 帰る準備をしながら
バイクにまたがって 外からその男性を
見ていました そしたら その男性の方も
お店から出てきました
私も 気になって最初から見ていたので
その男性の方と 目がバシッと
合ってしまいました
そしたらその男性の方は
すごく驚いた顔をして私の顔を見るので
いつものごとく
ニッ笑顔で返しました 【最近は 睨まれる事が
あると笑顔で返すよう 心がけています】
そしたらその年配の男性の方が私の顔を見て
ああ、神主さん!
神主さんですよね
汗【私】え! 私 私神主さん?
いや ち、、
【年配の男性】あってますよね
一度お会いしてますよね
【私】 いやいや お会いしたことないです
凄く人懐こい笑顔で 私にしゃべりかけてきます
良く見ると 私とあまり変わらないような
年齢の方で あまりの喜んだ顔で私のギリギリ
前に来て 話しかけてくるので
思わず そうです 神主です ていいそうに
なったのですが 笑いながら いやいや違いますよ
すみません て 返しました
【男性】そーでしたかー それは それは大変失礼しました
川口 さん では なかったのですねぇ
【私】え! 川口さん?…………….
神主さん? 川口さん? 聞き違い…….
私もヤバい(-_-;)やん
そして その男性の方は 深々ときれいな姿勢で 頭を下げて
帰って行かれました
私も笑いながらも なんか神妙な気持ちになり
いろいろと 考えてしまいました
これからの日本 どう変わって行くのでしょうか
病気大国の 危うしの 日本
そして 今 何を必要としているのか 考えます
ただ ただ 祈るだけでは ダメだと思う!
今日も皆様 良い一日を!